「おうちで炭砿視察」バーチャル360°ツアー


 新型コロナウイルス感染拡大を防ぐため、自粛が長期化する皆さんの「#StayHome」生活のなかで心配される運動不足やストレスを、いわきの炭砿遺産の魅力を伝えるコンテンツをを提供することで少しでも和らげていただきたいと、「おうちで炭砿」と題したシリーズを展開しました。
 今回お世話になっている福島工業高等専門学校の布施研究室の制作・提供による炭砿遺産の「VRツアー」の映像を公開します!
 布施研究室は、20年前から全天球360度VR映像の制作などを通した社会教育環境の充実を図る研究を行っており、そのノウハウを、地元いわきの観光や地域の活性化のために投入しています。そうした研究から生まれた大変貴重な映像を、どうぞごゆっくりお楽しみいただき、いわきの魅力を掘り下げてみてください。

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「炭砿から観光」ガイドブックには載っていない旅を


|は|じ|め|に|

 日本の近代化産業は明治時代に始まりました。それは西洋の技術を学び、追いつき追い越せの勢いであり、絶えず改良に改良を積み重ね、今日の技術立国を樹立しました。この過程のなかで技術の成果となる施設は絶えず更新されてきました。
 したがって、施設が使われなくなると「残骸」や「異物」として放置されるか、あるいは潰されて新たな施設に生まれ変わりました。このため、気が付くと、明治時代以降の蓄積を再発見する機会はほとんどなくなりました。
 しかし、昔の街並みが懐かしさと原点を探す視点から脚光を浴びるようになると、鉱工業においてもこの考え方が広がってきました。近代化の過程を振り返るには恰好の素材となり得るからです。
 いわき市においても、石炭産業の名残があちこち残っていますが、これまでは「遺物」の域を出ることはありませんでした。しかし、街並みがそうであったように古ぼけた「遺物」は「遺構」、さらに「遺産」に変換される要素はあるわけです。
 これをいわき市においても再発見して輝きを持たせ、市の新たな活性化にむすびつけ、いわきを訪れる人にも知ってもらおうとするのが、この試みなのです。さあ皆さんも遺産づくりや遺産めぐりしながら、古くて新しい「いわき」を味わってみませんか。

2007年5月放送
「NHK福島 今週の聞きたい!」

2007年6月放送  
 「地元の遺産を観光資源に」

昭和22年(1947)8月5日
「昭和天皇 福島ご巡幸」

いわき観光まちづくりビューロー作成
【炭鉱遺産】いわき産業遺産PV


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